落ちモノパズルにしか見えない画面だが、ゲーム性は今までのそれと一線を画すものである。
落ちてくるメテオ(ブロック)を、縦にずらして縦か横に同じものを3つ並べると反応する…と、ここまでは同じなのだが、それだけで終わらないのがこのゲーム。
揃ったブロックが火を噴いて上空に打ち上がり、上に乗っているブロックともども、大気圏の外側まで飛んでいくのである。
もちろん、数多く飛ばすことにうまみがあるのだが、数が多いと重く、なかなか上まで飛んでいかない。一筋縄でいかないようにできている。
そのために必要な数々のテクニックに関しては、説明書や公式サイトが詳しい。
ひたすらに降り注ぐメテオをあくせくと処理する。画面いっぱいに広がるフィールドを操るのに、タッチペンという装置は最高のパフォーマンスを提供してくれる。方向キーやマウスではなかなかできないことだ。
この手のゲームに慣れ親しんだプレイヤーなら、まず最初に「3分の壁」が立ちはだかる。3分近くになると、メテオの落下ペースが恐ろしいことになり、通常のテクニックではとても太刀打ちできない。これ以上生き延びるためには、常にメテオを打ち上げ続けなければならない。これは相当に困難で、プレイヤーに突きつけられた挑戦状なのである。
この「3分で終わる」バランスが、ゲームプレイにほどよい緊張感を与え、もう1回、もう1回、と続けるうちに時計の針が1周、2周している。
寝不足の日々が続きそうな予感が、発売直後の今から痛いほどする。
メテオス某レビュー雑誌で40点満点中38点だったな。
あーいう右脳直撃快感ゲームには相変わらず日本人は弱いのかいなぁw
いや、つーか
マジで面白いよ?