安い月額料金でEメールを使い放題にするプランが各キャリアから登場している。
しかし無料通話がない、パケット定額プランをつけられないなど弱点も多い。
パケットを満額使用すると通常の最安プランとほとんど変わらない上に、無料通話がないのでそれなりに通話をする場合は逆に高くなる可能性もある。
そんなケータイで、EメールのみでTwitterをする、そのためのサービスが「Twil」である。
使い方はシンプルそのもので、登録後に付与されたメールアドレスに、書き込みたい内容を送信するだけ。
自動的に最新のタイムラインがメールで返信されてくる。
デコメールによる返信なので、モバツイッターなどのサービス同様にリンクを選択して踏む事で、自動的にそれに対応したメール作成画面に移行する。お気に入り作成、返信、RT/QTに対応。
またタイトルにコマンドを入れれば自分への返信、ダイレクトメッセージ、検索からリストのタイムライン取得まで可能。
他にも細かい機能が多数あるので、公式サイトでチェックしてみるといい。
当然であるが欠点もあり、こうしたEメールプランにおいてはURLがあってもチェックするにはパケット代がかかるので、運用は慎重に。
チェックしたいURLがある場合は内容を別のアドレスに転送するなど、何らかの工夫が必要だ。
また、やはり大量のpostを読むには向かない。一度に取得できる件数は19件までで、かつリンクが多い場合などは19件に設定しても取得しきれない事もある。
postの多い時間帯には何度も次のページを取得する必要が出てくるだろう。
個人的にはプッシュメールが高速に届く環境、すなわちケータイ3キャリアでの利用をお勧めしたい。メール形式としてテキストも選択できるが、デコメールの機能を逆手に取った、グラフィカルな表示はまさに強みといえる。
時刻指定による投稿機能など面白い使い方ができそうな機能もあり、まだ機能も追加・改善予定で楽しみなサービスである。
以下余談。
筆者は通信費を圧縮するためにWILLCOM 03での運用を主として、ケータイを2軍に落とすようにしている。
auのガンガンメールに変更しているので、ここまで書いておいて何であるが、Twilは2軍としての位置づけになっている側面がある。
しかしペア機能を使う事でブラウザを立ち上げるより高速にpostが可能で、ウィルコムの電波が弱い場所や、いちいちWindowsMoblieでクライアントを立ち上げてやるほどでもない状況下や、WILLCOM 03の電池を温存しておきたい時など、それぞれに使い分けられるのはうまみといえる。
ガンガンメールは2月になってからの運用であるが、この体勢になって大きな不便を感じる事もなく、18日まで使ったパケットはすべてEメールで約10万と少し。
Eメールは写真を携帯百景へ投稿するときなど、便利に使っている。
URLなどチェックしたいものはEvernoteのアドレスに送って登録させている。
これでPCとWindowsMobileの双方で共有が可能になるからだ。
ケータイメールでTwitter 「Twil」を使いこなす
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