昨年夏に、キューブ型ベアボーンでパソコンを組んで使っています。
そのときの構成が下記(組み上げ当時のもの)。
ベアボーン:Shuttle SK22G2 V2
CPU:Athlon X2 BE-2300(1.9GHz×2)
HDD:7200rpm S-ATA 320GB
光学ドライブ:IDE DVDスーパーマルチドライブ
メモリ:DDR2-SDRAM 667MHz 1GB
グラフィックボード:GeForce7600GS
キャプチャボード:GV-MVP/RX3
割とエコ仕様な割に、モニタが24インチ(昨年紹介したFP241WZ)だったりしてぐちゃぐちゃです。
その後メモリを800MHzの1GB×2にしたり、熱対策にHDDクーラーをつけたりしましたが、それで割と快適に使えてました。
やはり、CDをiTunesに取り込んだり、動画をエンコードするとCPUパワーを消費するものです。
性能面で少々ハンデを感じ始めたので、HDDも増設したいのですが外付け前提。
そのためのグッズも紹介したいのですが、それは次の機会に。
今日はまずCPUを強化します。
まず対応CPUを調べたのですが、高速かつ低消費電力のCPUとなると難しいもの。
またAMDのデュアルコアCPUは過渡期にあり、表示が安定していません。
そんな中でチョイスしたのはAthlon X2 4850eです。
組み上げ時のBE-2300と同じ低電圧モデルながら、約1.3倍の2.5GHzのスピード、かつ約1万円という低価格。
このCPUはベアボーンメーカーでは対応をうたっていないものの、実稼働のレポートを耳にしたのでやってみることにしました。
CPU付属のファンは使わず、ベアボーン付属のヒートシンクで冷やす仕組みです。
久々にそのヒートシンクと一体化したファンを取り外し、CPUを抜き取ります。
このシリーズのCPUの場合、グリスはファンに塗られているので、グリスは別途購入の必要があります。
そして、CPUを差し込んでからグリスを改めて塗り、ファンを取り付けてからヒートシンクをネジ止めして完成。
実測値は出ませんが、iTunesにCD取り込むスピードが、平均16倍から21倍程度まで上昇しました。
そのものズバリの1.3倍。わかりやすい性能アップ効果です。
システム側でCPUの名前を認識できないので、BIOSのアップデートが行われない限りシステム画面では「Model Unknown」と表示されてしまいますが、問題なく使えるので安心しました。
HDD側への熱影響も今のところ無いようで、夏もこれで乗り切れる…か?
この情報を元に5050eをSK22G2に組み込んだところ、問題なく使えています。ありがとうございます。
うちのSK22G2V2にもAthlonX2 5050eのせてみたところ、ちゃんと動作しました。
Biosは最新のSK22S20Vにアップデートしましたが、システム表示はunknownで
Core Tempというソフトで見た時はちゃんと名前が表示されていました。
記事、コメントともに参考になりました。どうもありがとうございました!
たいへん遅くなってしまいましたが、役立っているようで何よりです。
5050eはまだ手に入るようなので、やってみてもいいんですがCPUばかり余るのもなあ、と躊躇しています。