みんな、テトリスとかネコソギトルネードのことばかり!
少しは「くるけし!」のことも思い出してあげてください…。
と、いうわけでダウンロード始まってからすでに3回落としている俺が一肌脱ぎます。
このゲームは任天堂ゲームセミナーの受講生が作ったゲームで、「ネコソギトルネード」に続く配信第2弾になります。
タダで遊べるので、これ読んでからやるかどうか決めても良いですけど、俺はやるべきだと思います。
ルールは単純ですが、説明がものすごくめんどくさいので、いっぺんやってみて、といいたいのですがここでは解説するので
http://www.nintendo.co.jp/n10/seminar2006/gs_download/index.html
の説明を見て何とか理解してください(何
結論から言います。
面白いけど、実に惜しい。
まずこのゲーム、スコアの概念がありません。
いくら大連鎖を組んでも、いくら大きな三角を作っても、いくら同時に消しても、消したところにある頂点が自分の陣地に塗り換わるだけです。
それ以上に良いことは何もありません。勝利には近づきますが、それだけ。
あと、全11面は長い、ダレる。
6面くらいでそろそろうーん、となってくるのですが、DS本体に設定した誕生日から割り出される自分の星座がプレイヤーで、その次の星座から順に対戦していくので全11面は必然なのです。でも何とかして欲しかった…。
※全面クリアまでには、だいたい30分近くかかります
あと、回転のエフェクトがややゆっくりで、欲しい色を運ぶのが大変、かつ時間かかります。スピードを倍にしても良いくらい。
右回転しかできないのも、厳しいところです。
ただやった人なら分かると思うんですが、回転速度を上げるだけの修正だと、1回の回転と2回の回転を使い分けるのがむずかしくなるので、やはり左右の回転を使い分けられるのがベストだと思います。それで回転速度が上がれば完璧。
さて、ここからこのゲームを持ち上げてまいります。
ダレつつも^H^H^H^H^Hノーコンティニューで11面を突破すると、隠しモードとして「むずかしいモード」のコマンドが表示されます。
「ネコソギトルネード」の隠し要素はダウンロードするたびにクリアしないと出現しませんでしたが、これはコマンドなので落とすたびに入力すればいつでも挑めます。
このむずかしいモード、プレイヤーにハンデが課せられており、「デカデルタ(辺の長さが2以上の三角形)」か「連鎖」でないと星を自分の陣地にすることができません。
小さい三角はもちろん、他が消えている間に動かして消す「コンボ」や、一度の回転で複数の三角を作る「ダブル・トリプル」では陣地を塗り替えられないのです。
しかしコンボはまあ分かるのですが、ダブルは許して欲しかった気が…。
このモードが遊べるようにならないと、このゲームの真の面白さは理解できないと言っても過言ではないでしょう。
せっかく用意されたデカデルタや連鎖が、なんの利点もないはずがない、と思うはずです、普通なら。
このモードはそれが「不要」から「必然」となってふりかかってきます。
つまり。
ノーマル:連鎖しなくても勝てるぷよぷよ
むずかしい:ふつうのぷよぷよ
と考えてもらえばよろしいかと。
でかい三角、連鎖を作る考え方を身につけるのは非常に楽しいです。新しいパズルゲーをやるときの感覚です。
そこで頭をもたげてくるのがスコアの要素がないこと。
このせいで、ゲームにやりがいが感じられないのです。
むずかしいモードはその名の通り非常に難しいのですが、先に進む喜びだけが用意されていて、自分の腕が伸びているかどうかの指標が分かりにくいのです。
スコアをつけて、回転方向が指定できるだけでこのゲーム、大化けすると思うんです。
すっごくもったいないと思いませんか?
(本エントリーは、mixiにアップロードしたものに加筆修正を加えたものです)