月別アーカイブ: 2005年9月

家庭用ガンシュー冬の時代に救世主到来か

旧来、家庭用ゲームのガンコントローラ(ガンコン)といえば、ブラウン管方式の特性「走査線」を活かしたものが主流でした。引き金を引いた瞬間に画面をフラッシュさせ、その光をガンが受けることによって当たった場所を検知します。プレイステーション2用「ガンコン2」に至るまでその形は受け継がれてきました。
スーパースコープなど、いくつか特殊なものはありましたが…。
しかし、テレビというデバイスの進化とともに、ブラウン管方式でもプログレッシブ方式のテレビや、液晶・プラズマ・リアプロジェクションという今後普及率が上がると予想されるテレビでは、上記方式は使用できません。
各所で、地上波デジタル放送への移行を機に、旧ファミコンのRF方式による入力が出来なくなることが懸念されていますが、それ以上に逼迫している問題が、ガンコンの問題です。
最近の家庭用テレビは、画面が大きくなればなるほど、ブラウン管でもプログレッシブ方式が増え、ほとんどのガンコントローラに対応しないものが増加しています。
プログレッシブ対応を唯一うたっているナムコの「ガンコン2」でも、自宅のブラウン管テレビではまともに対応できない事実があります。悲しい状態が続いています。
さて、当サイトでも「お題」にて予想を行った「レボリューション」のコントローラがついに公開されました。
任天堂・次世代機のコントローラはリモコンスタイル!
その名も「ゲームリモコン」。
先端がなんと、画面を指し示すポインティングデバイスになっています。
画面を直接指してポイントを指示することが可能だというのです。
これ、そのままガンコントローラになりませんか?
このままだと「狙う」要素が弱いので、是非銃型の対応コントローラを作っていただいて。
カメラを使ったPS2「アイトーイ」などでも、似たようなシステムのゲームは出ていますが、「ゲームリモコン」では複数のコントローラを混在させて遊べるようになっています。まさにガンシュー向け。
この時期にこれを出してくるということは、当然今後のテレビにも対応しているということでしょう!
精度の問題などもありますが、こういったシステムが出来上がることは、ガンシューティングプレイヤーには嬉しい一歩だと言えるのではないでしょうか。今後の動向に期待したいところです。

携帯アプリ版「クイズマジックアカデミー」を遊ぶ

(23:00更新)

auのBREWとFOMAの90xシリーズに「クイズマジックアカデミー」が移植されたので携帯サイトに行ってみたら、auの対応機種が俺の愛用するW21CA(/II)のみという状態。

そういえば「麻雀格闘倶楽部」のときも同じような状況だったっけなあ、と思いつつダウンロードして遊んでみました。

システムはアーケード版「II」ベースですが、だいぶ改変されています。

  • プレイヤーは最大8人(COM含む)
  • 予選は2回で各2人が脱落
  • 予習は形式の選択不可能(四択固定?)、形式の☆は無し。
  • 形式は8種類(モザイク・キューブ・ズームがない、ランダムが実質「ランダム5」のみ??)
  • 決勝で選択可能な問題形式は、クラスアップで自動的に追加。
    • 修練生:○×、四択、連想
    • 初級:修練生+四文字、並べ替え
    • 中級:初級+タイピング、順番当て
    • 上級以降:中級+ランダム
  • 操作方法が変更。○×は1と2、四択・連想・順番当ては1~4キー、タイピングは携帯の入力方式に(「#」が削除)、四文字は1~9・0の位置に対応した10文字から選択、並べ替えは左から1~8のキーに対応。
  • クイズ中は通信を一切しないので、全問時間切れまで待たされる上、相手の回答は一切表示されない(これ痛いです)
  • 画像クイズは無し
  • 優勝者は1クレジットサービス(βテスト中につき意味はない。正式版でもこの仕様となるかは不明)

あとはアーケード版「II」に準拠したシステムで遊べるみたいです。一度優勝したら、修練生9級から一気に1級まで上がってしまいました。

今回の携帯版QMAはオンライン対戦のβテストという扱いで、通信料・コナミネット利用料以外が無料で対戦し放題なのですが、1万人限定だそうなので参加したい方はお早めに。

しばらく移動中はこれかなー、と思っていたら、アーケードではもう「III」の足音が