2000円ちょっとの(公称)USB3.0対応HDMIキャプチャーの威力を試した結果が想像を超えていた

前回の記事でUSB2.0のパススルー端子付きHDMIキャプチャーを試したわけですが、つなぎ直すたびに設定リセットしないといけないなど結構面倒だったのと、やっぱり1080p/60fps出したいよね、というわけで怪しげなグッズにもうひとつ手を出してしまいました。

2000円ちょいでUSB3.0対応、入力1端子しかないとはいえ1080p/60fpsに対応するHDMIキャプチャー、その名も「GAMECAP」。青いUSB端子が期待感を煽ります。

これを使ってリアルタイム性の高いゲームをするには、おそらくHDMIの分配器が必要になりそう、ということで別に買っておきました。

両方合わせても3500円くらいの出費、果たして結果はどうなりますか。

・まずは単体で

低遅延をうたっていますが、さすがに遅延幅が大きくてリアルタイム性の高いゲームには向かないだろう、と思いつつやってみたところ、やはり0.5秒程度の遅延があるように思えます。遅延を避けるなら別途分配器の使用を検討しましょう。

・徐々に雲行きが怪しく

さて実際のキャプチャ性能を見ていきます。USB端子に差すだけの簡単接続。OBSで取り込んだところ、なんと前回レビューした別のキャプチャと同じ認識状況で、設定を何も変えずに映りました。

では、ここからUSB3.0の威力を見ていきます。解像度を1920×1080に設定し、フレームを…あれ、30までしか設定できないぞ???

ハハハご冗談を、前の設定を引きずっているから同じ認識をするのかな? と思いドライバをいったん消してから再起動、再度つなぎ直しました。

結果、変わらず。

調べました。ビデオカメラやキャプチャーにおいては、UVCという共通規格(?)があり、これに対応しているかどうかでドライバのタイプが変わってきます。

UVC対応であれば、ドライバの調整や更新は不要。とはいえ、最新のドライバが2006年のものでは不安にもなるので、あらゆる方法で更新をかけてみますがダメ。

説明書はペラ4ページ。何度も1080p/60Hzの文字が飛び交います。中にあるwiistar.comというのが製造元のサイトのようなので、ドライバのたぐいを探しに行ってみることにしました。

そこで衝撃の事実を目にしてしまうのです…。

・あれだけ煽っておいてそれかよ!

今回の商品もラインナップにあるので、早速クリックして内容を見に行くと…

「Capture Video & Audio via USB 2.0 interface directly」

USB2.0だったんかい。

これは…商品ページでUSB3.0を連呼している店のサイトはなんとかしたほうがいいと思います。ひどいにもほどがある…!

しかし、モデル番号である「K004」で探すと、同梱されていたものと同じ説明書が出てくるのですが、やはり「最大1080p/60Hz」と書かれており、どこかで設定が可能なのか、一縷の望みをかけたくもなってくるものです。

・さらなる欠陥が…

悔しいので色々といじっていたのですが、音声についてもやはりモノラルで、そっち方面での利用についても望みが断たれた感じです。

・どうにも評価できず

広げた風呂敷が大きすぎて、できることは前回のキャプチャと全く変わらないのに、パススルー端子なしということを考えると、相当なマイナスを背負っていると感じます。

残念ながら評価は「非常に悪い」となってしまいました。

中華デバイスの広告には相当な割合で嘘が混じっているな、と感じた次第です。しかも、(あやしい)日本語にする段階で入れているのですから、代理店あたりが吹き込んでいるのでしょう。ああ怖い! もう中華デバイス買わない!

でも安いと試してみたくなっちゃうよね…

2000円ちょいのUSB3.0(!?) HDMIキャプチャー XBJ-450、どこまでやれんのか検証してみた

これまでいくつかYouTubeに動画を公開したりしてきたわけですが、PCも新しくなったし、やはりリアルタイム配信もやってみたいね、ということでおためしで、「XBJ-450」で検索するとひっかかる、中国製激安USBキャプチャーがどこまでできるのか、検証してみました。

購入価格は楽天で2280円。Amazonにも同種の製品がいくつかあるようですが、値段がバラバラですね。俺はPCパーツを買ったときについてきたリワードポイントを使って、実際に支払った金額は1000円でした。これで送料無料とか…。(規格外郵便で4日かけて送られてきました)

同梱物は本体とPCとの接続に使用するUSBのA-Aケーブル1本と、給電用USBのmicroB-Aケーブル1本のみ。説明書もついてはいますが非常に簡素で、「1080pに対応していること」は書かれていましたが、フレーム数などそれ以上の記述は見当たらず。また、パッケージにUSB3.0の記述はなし。このアイテムの能力を引き出してあげるには不十分と思い、記事にしてみることにしました。

まず本体。入力端子はmicro USBの電源供給と、HDMIの2つ。出力端子はPCと接続するUSB-Aとパススルー用のHDMI端子の2つです。HDMIのケーブルは付いていないので、1本必要になると思いますから別途準備しましょう。

実はキャプチャーするのにmicro USBの給電は不要なのですが、PCの電源を入れずにパススルー機能のみを使う場合はこのケーブルで電源を供給する必要があります。

パススルー機能は使っていて違和感ありません。ちゃんと1080p/60fpsで画面表示されます。リアルタイムなゲームも問題なく遊べます。

さてキャプチャーの機能面に入っていきます。各所で「USB3.0」とうたわれていますが、

  • USB端子の色が白
  • ケーブルの端子色も白
  • 最高解像度は1080pの30fps
  • 60fps出すには720pに落としてやる必要がある

この時点で、USB3.0対応は嘘です。USB2.0程度の転送速度しか持っていないことになります。これは誤認してしまう恐れが高いので、お店の方は修正されることを強くおすすめします

配信ソフトにはOBS Studioを使用することにしました、というかこれ鉄板ですよね。なんでもできてしまう…。

OBS Studioで認識させるのにはいくつかコツがいります。初回はまあ割と安定で認識するのですが、音声が出ないので設定を変えてやる必要があります。また、2回目以降は環境のせいなのか、一発で画面が出ないのでこれもいちいち設定変更の必要があります。

このあたりは激安ということで、目をつぶりたいところですが無視もできないので、認識させる方法を紹介します。あくまで筆者の環境ですので、異なる場合があっても責任は持てません。

PCとの接続ですが、先程の説明でも書いたとおりmicro USBケーブルは使わず、PCにはUSB A-Aのケーブルで接続。映像ソースをINPUT端子につないだら、キャプチャの準備は完了です。パススルー機能を使う場合はOUTPUT側にもHDMIを差してあげると、遅延なく画面を見ることができます。

まず初めてつないだら、OBS Studioの「ソース」欄にある「+」ボタンを押し、キャプチャデバイスを選択して決定していくと設定画面が開きます。「USB Video」を選択すると、運が良ければすでに画面が出ていると思いますが、ダメなことも多いので、「無効化」「有効化」を繰り返したり、ウインドウの左下にある「既定値」ボタンを1回押してあげると認識すると思います。「既定値」ボタンを押すと設定がリセットされるので、後述の設定をもう1回やってあげる必要があります。

取り込みには0.5秒ほど遅延がかかっているようで、リアルタイム性の高いゲームは取り込み画面を見ながら遊ぶのは困難です。おとなしくパススルーで別の画面で見たほうがよいでしょう。

そして、このままだとおそらく音が出ません。これは、設定画面を一番下までスクロールしていくと音声キャプチャの設定が出てきます。最下部に「カスタム音声出力…」が云々というチェックボックスが出ますので、これにチェックを入れると入力欄が増え、ソースの選択ができるようになり、「USBオーディオ」の項目が登場しますのでこれを選択すると音が出るようになります。

ただ、音がモノラルでしか出ていないという指摘も各所のレビューで見るので、こちらも別途検証していきたいと思います。

さて、解像度の話をします。30fpsで問題ないのであればフルHD(1920×1080)で行えばよいので、設定変更の必要はおそらくありません。しかし60fps出す場合は取り込みの設定を変えてあげる必要があります

ソースにあるキャプチャデバイスのプロパティから、解像度の設定を「カスタム」にし、1280×720に設定します。さらにフレーム数を60にして「適用」を押すと映像が60fpsになります入力ソースの解像度をいじる必要はありません。キャプチャー側でダウンスケーリングが行われるようです。

そして、アプリ全体の「設定」から、「出力」を選択して共通fpsが「30」に設定されているのを「60」に変えてあげます。これで60fpsでの録画が可能になります。映像ソースがレトロゲーム機だったり、画面の配置を工夫してあげれば、ゲーム配信などでも問題なく使えることでしょう。

難点はやはり日本語サポートの不安と、USBケーブルが両オスのAであること。ケーブルがない・断線などで欲しくなっても、取り扱っている店が限られているので1本見繕っておくといいかもしれません。あと、キャプチャーしているとだいぶ本体が熱を持ちます。触って持てないほどではないのですが、気にする方はエアフローを考えてあげるといいかもしれません。

・人柱コーナー

各所で言われているUSB3.0対応が本当であれば(2.0としている販売業者もいくつかあるようですが)、USB3.0対応のA-Aケーブルで転送速度が向上するはずです。もちろんハード的に2.0しか積んでいなければ全くの無意味なのですが、誰も試していないようなので人柱やってみます。1000円しないし。

まあダメでしょう、とつないでやってみたところ…

はい、やっぱりダメでしたね。フルHDで60fpsは出ませんでした

・音は本当にモノラルなの?

さてもうひとつの懸念点、HDMIに入った音がモノラルでしか出てないのではないか、という疑惑です。

これも残念ながら、常時モノラルでの出力になっているようです。音楽配信等には向いていなさそうですね。

・全体的な評価

この値段で、パススルーまでついてUSB2.0ながらもしっかりキャプチャできるのはすごいと思います。不備もあるし認識も若干怪しいところがあるので、用途が限られるかもしれませんが…。

フルHDで60fps出すにはUSB3.0が必須ですが、さすがにそこまで高望みはできない一品です。

まあ、なんとか使えるということで、今回の評価は「普通」とさせていただきます。

これを使った実況配信などもやってみようかと思いますので、ちょっとだけ期待していただけるといいかもしれません。リンクの冒険とか解説付きでやってみたい…。

と、ここまで書いたところで、別のUSB3.0接続の1080p/60fps対応キャプチャーがさらに安く現れたので、もしかするとこっちをレビューすることになるかもしれない…です…。

待て次回!

【Steam】ストリートファイターVと360アケコン+MAGIC-NSの相性が良くない話

PCを新調してうかれていたので、Steamで4000円のストリートファイターV チャンピオンエディションを買った2週後にセールで1000円引きになって悲しみにくれているジャラです。

さてMAGIC-NSとデドアラ4アケコンでバシバシ戦っていたわけですが、どうも相性が良くないのか、数戦に一度、対戦のあとにコントローラのボタン配置が変わってしまう症状に遭ってしまいました。ドングルの抜き差しをしている間に再戦の受付時間が過ぎてしまうこともしばしば。

対戦のあいだは決して起こらないので、なんだろうなあと思いつつ、ドングルを抜いて直接PCに接続した上で、x360ceを試してみることに。360コントローラを360コントローラとしてエミュレーションするというのがちょっと奇妙な感じもしますが、この設定でやってみたところ、うまく動作するようになりました。

細かい使い方はここでは割愛しますが、とりあえずはこれで不具合なく遊べています。

サムスピネオジオコレクションも同じような不具合あるのかなあ…(対戦などやらないのでわからず)

M.2 SSDをUEFIブートで更に起動高速化を狙った話

前回の記事でSSDを載せ替え、起動のたびに短くなる所要時間をみてホクホクしていたわけなのですが、以前からの方式(MBR)より新しい方式(GPT)に変更すると、Windowsマークも出ないで更に高速化が狙える! という話を見て、やってみようと思ったわけなのですが…。

  • Windowsのディスクの管理からでは、ドライブの初期化をしないとだめ
  • MBR2GPTというツールを使っても、OSのパーティションがないと怒られる(???

と、いう感じで途方に暮れてしまっていました。OSが起動しているわけですから、OSのパーティションがないというのはおかしな話なのですが、現に「Cannot find OS Partition(s)」と言われてしまっているので仕方がありません。

これは、新しいSSDからいったんもとのSSDにバックアップして、改めてGPTレコードへの変更を…と思ったのですが、そんな複雑なことをしなくても

  • データ保持したままGPTに変換できるツールがある(gptgen)
  • ならば、回復ディスクを作っておけばWindowsのバックアップ機能で事足りるのでは?

と、思い立ち、まずはバックアップの作成を行い、安心したところで回復ディスクの作成です。

8GB以上のUSBメモリを用意し、Windows10のディスクイメージのダウンロードから、ツールをダウンロードしてブートディスクを作成します。

つづいて、gptgenなるツールをダウンロードしてきます。zipを展開してできた.exeをWindowsのSystem32に放り込みます。

コマンドプロンプトを管理者権限で立ち上げます。Windowsアクセサリの中にあるので、右クリックで「管理者として実行」を選択です。

前回の記事のとおりにやっていれば、ドライブのパーティションは3つになっているはずなのですが、注意したいのは最初のパーティション「システムで予約済み」の容量が500MB以上必要、というところです。

足りない場合はCドライブの容量を削って500MB以上にする必要があるのですが、パーティション管理ツールで容量を確保した直後、右クリックメニューの呼び出しが異常に遅くなる症状に出くわしました。しばらく使っていたら改善したのですが、かなり不安になるので注意です。

その後、こちらの教えに従ってディスク番号を確認し、コマンドを打っていきます。ドライブレターを間違えたりパーディション番号を間違えたりすると終わるので要注意ですね。

GPT変換作業の直後、ドライブレターがグッチャグチャになっていますので、できるだけ少ないドライブ構成で行うか、地道に元の構成に変えていきます。自分は後者でした…。

「ブートローダーを設定する」まで成功したら、PCを再起動してBIOSセットアップに入ります。

ブートのメニューから起動オプションを変更します。レガシー+UEFI起動になっていると思いますので、UEFI起動のみに設定し、SSDが認識しているのを確認してから保存してBIOSセットアップを抜けます。

マザーボードの画面のまま、画面下にWindowsのクルクルが出てきたらUEFIで起動している証拠です。体感速度はまだそれほど変わりませんが、起動を繰り返せばまた速くなっていくのでしょう。

ここまで来たら、次はゲームキャプチャーとリアルタイム配信環境を揃えたいですね!

だいぶ先になりそうですが…。

PCでゲームするのにも設定不要で便利なMAGIC-NS

PCを新調してから、Epic Gamesのランチャー内で配布されてる無料ゲームが熱いのですが、中でもサムライスピリッツのネオジオ版全部入りが6/18までタダというのには衝撃を受けました。

とりあえず落として遊ぶわけなんですが、やっぱりアーケードコントローラが使いたい。それも、手持ちのもので、買い足しは避けたい。というワガママが出るわけです。

「CONTROL」で純正の360コントローラがUSB直接接続で使えたので、じゃあこっちも、ということで登場したのがXbox360用「DEAD OR ALIVE 4 STICK」。

そう、360の本体予約解禁日に予約して、発売日に行ったらソフトと勘違いされててスティックの方は後日受け取りになったという品でした。なおデドアラ4には興味はなく、テトリス目当てで買ったのですが…。

で、こっちを差していろいろ試してみたところ、どうも挙動がおかしく。自動的にインストールされたのでドライバはあるようなのですが、製作者が個人名で、ツールをかましても操作に色々おかしなところがあったので途方に暮れていました。

SteamのストリートファイターVではツールを経由して使えていたので、余計に謎が深まりました。試行錯誤するもうまくいかず、です。

ここで、ふと思い立ってSwitchに差してるUSBコントローラ変換器「MAGIC-NS」をかまして、PCモードで動かしたところ、なんの問題もなく認識。操作もバッチリ。苦労は一体何だったのか、というレベルです。

さらに、買った頃から3年経過しているせいか、ファームウェアが更新されまくっており、ネオジオミニに対応していたりしていました。欠点を挙げるとするなら、このモード切替が煩雑です。

ボタンも小さく押しづらい上、抜いた時点のモードを記憶しているので、Switchに挿していて赤くなった状態だと、PCに挿したときに赤から緑まで5回の切り替えを行う必要があり、面倒です。

古いの持ってるよ、という方は古いまま使ってしまうのもアリだとは思います。

なお「MAGIC-NS」だけ紹介しましたが、「MAGIC-S PRO」でも対応していますので、持ってるよ、という方や、PS4しか持ってないんだよね、という方は利用されてはいかがでしょうか。

SSDをSATA接続からM.2(PCIe3)にクローンしようとしたら大苦戦した話

メインのPCを先日作り変えたわけですが、ストレージは変えなかったのでSATAのみの接続で事足りていました。しかし、手持ちのSATA接続のSSDは容量が120GBしかなく、見てみると残り10GB程度しかないことがわかり、急いで容量の大きいM.2のSSDを発注しました。

使ったのはこれ、Western Digitalの500GB NVMeです。スペックだけ見るとチョッパヤです。購入したのは誕生日割引の効く別のネットショップで、別途ヒートシンクをヨドバシに発注。準備万端に見えました。

到着したSSDとヒートシンクを組み立て、マザーボードにアクセス。グラフィックボードの下に、SSDの入るスペースがギリギリ確保されています。しかしここで気づいてしまいました、固定用ネジがない!

とりあえず暫定で両面テープを使って固定、ネジはまたヨドバシに発注しました。とりあえず明日来るからそれからやり直せばいいか…と思って。

で、いよいよSSDのデータをクローニングするわけなんですが、ソフトの選定でかなり迷いました。3つくらい見たのですが、最終的にEaseUs  Todo Backup Free 12.0を使用しました。

結論から言うと、コイツを使うことでブートセクタのコピーやドライブレターの変更までやってくれるすぐれもんであります。ただ、使い方にコツがあって、それを把握するのに多大な時間と犠牲を払ったわけなんですが…。

さてまずは、何も考えずに軽い気持ちでクローン処理を開始。100GBないので15分かかりませんでした。で、よせばいいのに「ディスクの管理」からブートドライブの設定を変更してしまったのです!

トラブルのもととはつゆ知らず、再起動をかけてBIOSセットアップに入りました。起動順をもとからあったSSDよりも上にM.2が来るように修正、再起動。

当然、ブート情報がありませんから、起動しない。クローニングした先のドライブからも起動しない。そう、「BOOTMGR is Missing」エラーです。

どちらのドライブからも起動しなくなってしまい、さて困った。しかしそのような状況を救うツールがあるのもまた事実。初めて、「testdisk」の門をたたくことになったわけです。

妻のPCを借りて「Ultimate Boot CD」を作成、これに入っている「Parted Magic」を起動するのが次のステップです。

ダウンロードサイズはCDイメージで約700MBあるので、できるだけ物理的に近いところから落としましょう。日本からだと、香港のサイトが比較的速かったです。落としたら、CDのISOイメージを焼き込む必要があるので、専用のツールを使って焼き込んでください。光学ドライブ積んでないよーという場合は、USBメモリに書き込む方法もあるので調べてみてください。

CDから起動すると、すぐにメニューが出現したので、ここから「Parted Magic」を選択します。デフォルトの設定で良いと先人が語っていましたので、それでやってみました。

しかし、またもトラブル。「Parted Magic」が起動しません。途中でCDからの読み込みがストップしてしまうのです。とりあえず、解像度は落ちますがデフォルトの設定ではなく「FailSafe Menu」から「FailSafe Mode」を選択することで動かすことができました。

「Parted Magic」はGUIですが、「testdisk」はコマンドラインツールです。画面左下にあるモニターのマークをクリックすると、ターミナルが起動するのでtestdiskと入力すると起動できます。

見てみると、さっき増設したSSDが見当たりません。仕方がないので、増設前のシステムドライブにブート情報を書き込んで再起動したところ、古いドライブからは起動するようになりました。

「testdisk」の使い方にはここでは触れませんが、何故か普通のファイルが入ったパーティションが削除状態になっていたので復活させました。起動しなかったときは本当に焦りましたが、回復してよかった…。

再び起動順を変更、もとからあったSSDを優先させます。

改めて、増設したSSDにEaseUs Todo Backup Free 12.0で有料の「システムクローン」ではなく無料の「クローン」を実行。クローン元ドライブを選択して先に進み、次に高度なオプションで「SSDに最適化」にチェックを入れます。続いて、移行先SSDを選択して「編集」をクリックして、クローン元SSDに近いパーティション構成にします。容量の多いSSDにクローンを行うのですが、初期状態ではクローン元SSDの容量と同じだけしか確保されませんので、メインで使う領域はめいっぱいまで容量を確保します。クローン後にサイズ拡張もできないので、しっかり確認しましょう。

再度のクローン、またも約15分待って完了しました。ドライブレターの入れ替えまでやってくれるのですが、このとき不要なドライブレターは削除することを勧めます。

Windowsマークで右クリックし、「ディスクの管理」を選択するとどの文字が割り当てられているかわかりますので、今度は「DiskPart」というツールでドライブレターを削除します。使い方は割愛しますが、削除できたらPCを再起動して、三度BIOSセットアップに入ります。

もう一度、増設したSSDのプライオリティを増設前のSSDより高くすればOKです。

この状態でうまくWindowsが動けば成功。ここまで来るのに半日使ったので、感激もひとしおでした。しかし起動時間はあまり変わらずというところでした。これにはいくつか原因があるのですが、まずブートドライブの形式がMBRのままというのが挙げられます。

ドライブのフォーマット形式には2種類あり、MBRとGPTに分かれています。MBRはWindowsXP以前からの形式で、GPTは比較的新しい形式になります。GPTでないと、ブートドライブの容量が2TBを超えられなかったり、今の高速ブートに対応できないのですが、10年前から引き継いで使っているマシンなのでMBRのままという状況なのです。

次のシステム更新では、Windowsのライセンスを買い直してGPTで作り直し、高速ブートに対応させたいなと思います。まあ、今のままでも十分速いっちゃ速いのですが。

もうひとつの原因として、いくらM.2の高速SSDでも、ランダムアクセスのスピードは劇的に変化していないというのがあります。こればかりはなんともならない話なのですが、数度再起動を繰り返していたら起動が速くなってきた気がします。もしかすると、システム側で最適化が行われているのかもしれませんね。

なにかのお役に立てば嬉しいです。

第104回ミナカン延期のお知らせ

忙しすぎて5月中何もできなかったので、6月に入ってPCパーツを注文して10年ぶりにPCを組みました。

さて、直前の告知で申し訳ありませんが、2020.6/14(日)に予定していた南関東MSXユーザーの集いは、延期となりました

現時点での開催予定は9月となっていますが、更に延期となる可能性もありますので、ご了承ください。よろしくお願いいたします。

GV-HDRECにDiscordのボイスチャットをマイク入力する!(ケーブル取り回し編)

大変な事態になっている現状、無人島でのスローライフに心が傾きかけている昨今ですが、いかがお過ごしでしょうか。

まさかこの記事が4回も続くことになるとは…。

さて前回ケーブルを自作しましたが、この方法には欠点が2つあります。

  1. 自分の声がヘッドセットに入らないようにし、かつゲームの音もヘッドセットで聴きたい場合のケーブルの取り回しが非常に面倒
  2. 配信者はDiscordのアカウントが2つ必要で、うちひとつは全員の声をマイク端子に送るために最大音量で送出する必要あり

最悪、ヘッドセットからはDiscordの音声だけを流し、テレビの音でゲームの状況を把握できればよいのでしょうが、テレビの音をマイクが拾ってしまうとよくないので、できればテレビの音は消して対応したいものです。

接続方法1テレビの音とDiscordの音をミキシングして聴く

HDMIパススルーをONにすれば、マイクの音はテレビからは出力されません。これを利用して、Discordの音声出力とテレビの音声出力をミキシングして聴くことにします。マイクとヘッドホンが別々でも対応できるやりかたです。

4極→3極マイク/ヘッドホン変換アダプタをもうひとつ導入し、録音するスマートフォンなどに差し込みます。マイク端子にはマイクを差し込むのですが、ヘッドホン端子には短めのミニプラグを用意します。

テレビ側からは長めのミニプラグを用意し、Discord側の出力とこんな感じのスプリッターを介して接続するとよさげです。

これで完璧に自分の声を排除して遊ぶことができます。しかしケーブルだらけになって大変ですね…。

接続方法2 : USBデジタルミキサーを使う

これは実際に試してないので憶測になってしまうのですが、このようなヘッドセットを使うことでDiscordの音声とゲーム音声をミックスして聴くことができるようです。

お手頃価格なのでちょっと試してみたい…